2002/11/25 22:40
by POPO 2002/11/25
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科学技術振興事業団(JST)という団体があります。
http://www.jst.go.jp/
日本で国家予算を使って研究開発を行う場合,国の予算を分配するシステムは何通りかありますが、JSTは、テーマを絞ったプロジェクトに大きな予算を集中的に配分するところに特徴があります。予算総額としては,補正予算がつくかどうかにもよりますが、ここ数年は1000億円程度になっているようです。
http://www.jst.go.jp/pr/intro/yosan_suii.html
有名なものとしては,ERATOプロジェクトというのがあり、これは毎年、数件のプロジェクトが開始され,5年間で終了というものです。リーダーになる人は大学の教員であることが多いですが,5年の間、毎年数億円ずつ使えますので,10人前後の研究員を雇って集中的に研究開発を行うことになります。
若手向けのものとしては、「さきがけ」といわれるシステムがあり,大学の助手や若手の助教授,あるいはポストドクターであっても応募でき,3年間数千万円研究費がつきます。
まとまった予算がつきますので人気があり,新規なテーマを掲げる研究者達が応募していますので,採択されたテーマを見るとトレンドな分野が何か,の参考になります。
さて、今年も夏に募集が行われ,10月末日付けで採択テーマが発表されました。
http://www.jst.go.jp/pr/report/report272/index.html
【戦略目標】 情報処理・通信における集積・機能限界の克服実現のためのナノデバイス・材料・システムの創製
【戦略目標】 非侵襲性医療システム実現のためのナノバイオテクノロジーを活用した機能性材料・システムの創製
【戦略目標】 先進医療の実現を目指した先端的基盤技術の探索・創出
【戦略目標】 技術革新による活力に満ちた高齢化社会の実現
ERATOに関しては4プロジェクトが採択されましたが,そのうち3つが「ナノ」であり、「医療」が2件入っています。ナノバイオという言葉もありますね。
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