2002/02/18 22:40
by POPO 2002/02/18
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失業率が高い、と話題になっていますが、バイオに関しては日本でも職に困っているという話は聞きません。この間もNECが人員削減を発表しましたが、一方ではバイオ研究者の求人を出しています。また、製薬会社もMRはもちろんのこと、研究開発職の求人もかなり出しています。他にはベンチャー企業がどんどんできており、なかには社長を公募しているところまであります。
民間だけではなく、国家予算でのプロジェクトも目白押しです。理化学研究所はしばらく前に脳研究のセンターを設置したのに続き、新たに横浜に遺伝子センターを、神戸には再生医療のセンターを、と次々にバイオ系の研究施設を作っています。理化学研究所は特殊法人で、特殊法人改革の逆風はいくらか受けてはいるようですが・・・。また、国立研究所から独立行政法人に変わった産業技術総合研究所はお台場にバイオインフォマティクスのセンターを立ち上げています。当然、雇用も沢山発生しているわけで、ちょっと前までは職に苦労していた私の知人の何人かも、これらのセンターに職を見つけたようです。
更に時代を反映しているのは、2003年開学予定の長浜バイオ大学です。バイオ大学、という名前がふるっています。琵琶湖のほとり、米原から2駅のところにできるのですが、ここは技術者教育ということがコンセプトのようです。母体になっているのは関西文理学園という予備校で、以前から京都にバイオの専門学校も持っているそうです。この専門学校が就職率100%という実績で、ならば大学も作ってしまおう、ということらしいのです。大学の出資者に宝酒造が入っているというのも面白いですね。宝酒造はユニークな戦略を持っていると思うので、いずれ話題にしたいと思います。
大学を丸ごと作ってしまおう、というのはそうはないですが、新学部や新学科の設置は次々に発表されています。最近は慶応が山形にバイオの新キャンパスを作りましたし、2004年には早稲田が新学科を作ります。
これらの大学からは、今ちょうど教員の募集が出ているところで、私の知り合いもかなり応募しているようです。ある程度はコネで決まる分もあるでしょうが、これだけ求人があると、コネ無しでも実力でチャンスをつかむ人も多く出てくるでしょう。今年の秋頃までには勝負がつき、教員が決まれば研究開発テーマもはっきりしてくると思います。
こうした求人がバブルでなければよいのですが・・・。
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